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2014年4月15日 (火)

よくわかる犬の遺伝学






よくわかる犬の遺伝学

こんな本を読みました〜。

犬の毛色や毛質に関わる遺伝子がどう機能しているのか。毛色と病気の関連などについて、詳しく書かれています。

繁殖に関わる人はもちろん、この程度のことは知ってるよ!という方も多いでしょうが!(と、あえて言ってみる)
繁殖することが無い人にもとても興味深い内容だと思います。
遺伝子の基礎知識が無くても、始めの方にかなりのページをさいて基本的なことが説明されていますので、ぜひチャレンジしてみてくださいね〜。

さて、今回書いてみようと思ったのは、この本の冒頭に説明されているメンデルの法則。
その中でも優性の法則が、結構誤解されてるんだな〜、と日々感じています。

話はちょっと飛びますが、純血種同士を掛け合わせた、通称ミックス犬。
親となる犬種のいいとこ取りをされた犬だなんて紹介されたりすることがあって、
なんでやねん!
良いところだけ選択されて出てくることなんてあるわけ無いじゃん!
と、ずーっと思っていました。

で、ですね、思ったわけです。
もしかして、優性遺伝を勘違いしてる…?

Aという遺伝子を持つ親とaという遺伝子を持つ親から生まれた子供は、Aが優性であればみんなAという見た目を持つことになります。
この見た目のことを表現型と言います。
ざっくり言うとこれが優性遺伝。
優性というのは、優れているという意味では無く、優先順位ぐらいの意味です。
その遺伝が優れているとか劣っている、というのはまったく関係ありません!
なので、Aが病気を発症する遺伝子だったとしたら、その子は全員病気を持つことになります。

そこを間違えてると、ミックス犬は親のいいとこ取り♪なんて、とんでもない誤解が生まれてくるのでは無いかと思います。
(分かっててそんなトークで売る人たちは最悪ですな…)

というわけで、優性の法則のお話でした。

ちなみに我が家の愛犬ゴールデンレトリバーの美しい金色は、eeという劣性遺伝子がそろった時に発現するそうです。
あの美しい毛並みが劣性遺伝、というだけでも、優れている劣っているという発想が大間違いだとわかりますね〜lovely

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