嫌がることはしない
ワンちゃんのマッサージをしていると、嫌がる場所があることがよくあります。
いま現在痛い。
昔痛かった。
単に触られたくない。
などなど。理由は様々。
もちろん怪我をしている場合は、マッサージしませんが、触られたく無いところ、ってこちらとしては、しっかり揉みたいところだったりすることが多いです。
嫌がり方も様々で、
わかりやすいのは、唸る。
今のところ、いきなり噛む子は遭遇していません
目でチラッと訴える。
触られたところが動く。
体勢を変えて、違うところを触らせようとする。
以前は犬が出したそんなサインにこちらが言うことを聞いて触るのをやめてしまったら、
イヌに従うことになって良くない!と思っていました。
犬のしつけ本やしつけ教室でも、犬の言うことを聞いてはイケマセン!て教えてるし。
しかしながら、ここ数年いろんな考え方に触れて、少々、いや180度?軌道修正しています。
触ってほしくない場所があっても、大丈夫なところから少しずつ移動していくと気がついたらマッサージされていたということもよくあります。
力の加減や、揉むのはダメだけど擦るだけならOKとか。
せっかくリラックスするためにマッサージを受けているのに、アドレナリンが出まくるようなことは極力しないようにと、考えています。
アドレナリンて、一度出るとその影響が何日も残るんですって。
もちろん生命活動に必要なものではあるのだけど、常にアドレナリンにさらされている状態は良くないんじゃないかな、と思います。
理想は、横になって両手両足首肩腰全身くまなくマッサージして、仕上げにストレッチ、なんですが、最初からそこまでできる子は滅多にいません。
スクールの先生は神の手なので、やっちゃいますけどねー。
残念ながら、凡人の手の私にできるのは、一頭一頭のシグナルを見極めながらその子ができるだけリラックスできる状態で、マッサージ終了後に「まあ悪くはなかったぜ」と思ってもらえるような施術ができたらなと、そんなことを思っております。
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